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2008年 10月 29日
皆様
大急ぎで沖縄から戻りました。海洋文化館にタオ族のタタラ船が入ったのを記念して、蘭嶼島から十数名のタオ族の方がいらして、島外で見るのは珍しい進水の儀礼を披露してくれました(グアムのカヌー会議の方が時間は先なのですが、こちらの方を先に書いておきます)。 舟に悪霊が来ないように怖い顔をして舟の周りを回る踊り、マオリのハカの雰囲気そっくりでした。やっぱりオーストロネシアの血は争えないと実感します。 それから歌を歌いながら舟の周りを回り、胴上げする人々。タオ語なのですがときおり「ソーランソラン」とか「どっこいしょ」って聞こえてしまいました。 この舟、二年前に私が企画担当したシンポジウムのさい、台東史前文化博物館の林志興先生(これは中国名でご本人は原住民のプユマ族の方)をお呼びしたとき、林先生と海洋博側との接触がはじまり、今回の運びとなったものです。両者が出会うきっかけを作った私としても嬉しいことです。 今後もいろいろな舟やカヌーを収集展示して自他共に認められる「カヌー博物館」として充実させていければと思います。まだ申せませんがその候補はすでにあがっています。このブログにヒントがあるかも・・・・ (sharkcaller)
by hokupal
| 2008-10-29 18:13
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