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2011年 02月 09日
皆様
沖縄海洋博公園の海洋文化館はプラネタリウムの新築と展示リニューアルに向けて急ピッチです。 今日、その仕事の手伝いでいっている学生が送ってくれた写真です。 タヒチ型ダブルカヌーが宙に浮いています。これはリニューアルに向けた修復と移動のためのジャッキアップです。ハーブ・カネさんがホクレア号と同じ頃、1974年頃デザインして、タヒチのタウティラ村で作られたカヌーです。タウティラはナイノア・トンプソンらがお世話になっているカヌービルダーの村です。 この作業はまず文化財専門業者による、レーザービームを使った3D計測によるカヌー体積の測定。さらに昨年8月にタヒチで聞き取りしてきたカヌー部材の材質(木の種類のデータ)、さらに植物学的なデータ(木の種類ごとの比重)を体積に掛け合わせて、総重量を推定し、その重量に耐えうる構造物を使って持ち上げています。 新しいプラネタリウムは今年7月にオープン予定、それと同時に展示部門の閉鎖とリニューアル工事がはじまる予定と聞きます。1975年の海洋博覧会から続く今の展示はしたがって6月頃が見納めになるのではないでしょうか。(sharkcaller)
by hokupal
| 2011-02-09 17:08
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